02. スクリプトアプリケーションを使ってみよう


 アプレットを使う前に、アプレットっていったい何なのかということを理解しましょう。

 AppleScriptでスクリプトを作成したら、それを「ダブルクリックで実行できる」アプリケーションのようなものにして保存することができます。これをアプリケーションと呼んでもいいようなものだけど、なにせこれ、AppleScriptがないと実行できないから「完全なアプリケーション」じゃない。そこで「アプレット(小さなアプリケーション)」と呼ぶことにしたわけです。(「オペラ」の小さいのが「オペレッタ」というのと一緒 … かな)

 ところでこのアプレット、本当は「アプレット」と「ドロップレット」という2種類があります。


アプレット

ドロップレット

 このアイコンを見れば分かると思うけど、「ドロップレット」はドラッグ&ドロップのできる「アプレット」なわけ。それ以外の差はないから、別に気にしなくていいと思います。

 さて、それじゃあそろそろアプレットを使ってみましょう。下のアイコンをクリックしてダウンロードして下さい。

 ダウンロードしたら、さっそく実行!。アイコンをダブルクリックすれば簡単なダイアログが表示されるから、それに従って文字を書き入れたりボタンを押したりすると、スクリプトと対話できます。もちろんこれ自体は大したものじゃないけど、なんとなくスクリプトの雰囲気は分かると思います。

 色々な人の作ったスクリプトを「AppleScriptのサンプル」のページに収録してあるから、そこから気に入ったものをダウンロードして使ってみて下さい。だいたいスクリプトでどういうことができるのか分かるはずですから。

 というわけで、今回はとりあえずアプレットを使ってみました。次はスクリプトに手を加えるために、「スクリプト編集エディタ」の使い方を簡単に説明します。。

次へ進む

AppleScriptの使い方に戻る
このホームページに関するお問い合わせは、karino@drycarbon.comまで。